わたしが爪水虫!?

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爪水虫(爪白癬)って、ご存知でしょうか?

水虫の菌である白癬菌が爪の中で繁殖してしまった水虫の一種で、
手や足の爪に感染します。

もちろん・・・幼児や赤ちゃんにも「水虫」や「タムシ」として感染してしまいます。

うつると爪が”変形”変色”してきますから、
とくに女性の場合、人前で裸足になるのが恥ずかしくなります。

爪が白くにごり厚みを増しポロポロとくずれたり、爪が変形して皮膚にくいこんで痛みが出たりしますが、
かゆみはありませんので、なかなか「自分は爪水虫だ」と自覚できない方が多いです。

しかし、ほうっておくとどんどん進行していきますし、
爪水虫の飲み薬での死亡例もありますので(下で説明します)なかなか厄介な感染です。

足画像
足の爪水虫

家族への感染源に

爪水虫の方は、常にまわりに菌をばらまいていますから、家族にうつしてしまいます。

治療しない限り、周りの人への感染源となっていますので
家庭内から水虫を絶ち切ることはできません。

サイト内で何度も出てきますが、
家族のだれかが水虫になったら、家族全員で取り組まないと再発・再感染を繰り返してしまいます。
水虫は、ひとりだけ治療すればすむ問題ではないのですね。
爪水虫はひとりの問題じゃない

治療は?

白癬菌が爪の奥深くで繁殖しているので、
塗り薬やスプレーなどの市販の薬では、とうてい硬い板のような爪の中まで浸透しないので、
飲み薬、内服薬を使います。
内服薬
クスリを飲んで、菌の発育を抑えている間に、新しい爪に生え変わらせるというやり方ですから、
爪が生え替わるまで治療を続けないといけません。
たとえば足の爪ですと、半年~1年くらいは根気強く通院しないと完治できません。

また、飲み薬の副作用がおきていないかをみるために、
定期的に血液検査を行なって肝臓の機能を調べていきます。
肝臓ですから、当然、アルコール類の飲み過ぎは注意です。

肝臓の機能に異常がある方(自覚のない方も多い)は、飲み薬を飲むことができませんので、
必ず血液検査は行っていきます。

しかし、妊娠している方は内服薬は避けたほうが無難です。
妊婦

”薬の飲み合わせ”の関係もありますので、
爪白癬の薬の服用中に他の飲み薬を飲む場合は必ず担当の医師に相談してください。

飲み薬、内服薬で死亡

かつて、テルビナフィン(商品名:ラシミール)という、
“爪水虫の治療薬”で3人の方が亡くなった事があります。

いずれも薬の副作用とみられています。

1998年の例では、医師が肝機能検査を怠ったという失態はあるにせよ、
当時の厚労省はこれをすぐには発表しませんでした。

厚労省は、
「副作用による死亡例が出たからといって、すべてを医薬品・医療用具等安全性情報として公表するわけではない」
「数字が独り歩きするリスクを避けるため、具体的な人数は公表しない」
と、言い切りました。

ある医師の調査によると、
「爪水虫の内服薬を、副作用によって中止した患者さん」は、
爪水虫の薬を内服している患者さん全体の13.6%にもなっていたそうです。

以外に多いですね。

他に飲んでいる薬との“飲み合わせ”もかなり関係しているとみられていますから、
通常、飲み薬の服用には慎重を期します。

いずれにしても、
「爪水虫の飲み薬」を内服するときは、厳格な血液検査(肝機能検査)は必要かと感じます。

完治までの治療費の総額の目安は、
トータルで2万円~4万円ほどでしょうか(個人差や病院によって違います)

受診するのは皮膚科で大丈夫ですが、ほとんどの方が途中で通院をやめてしまいます。
理由としては、

■ご自分の判断で「もう、治ったから行かなくていい」
■通院がめんどう
■治療費が・・・

といったところです。

しかし「完治」しないといずれ再発するという事は知っておいて下さい。

これは

家族が一生水虫と離れられない

と言う事です。

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