ステロイドの副作用で水虫に!化粧下地に使うと顔面に皮膚炎が

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ステロイド剤によって
「水虫・カンジダ」になり易くなってしまう事があります

ステロイドの外用薬は
免疫を抑えるはたらきがあるので
細菌や真菌の感染がおこりやすくなり
「毛嚢炎(毛包炎)」
「水虫(白癬)」
「皮ふカンジダ」
を引き起こします

また、
上記の疾患に「間違って使った」場合
そのときは一見、治ったように見えてしまいますが
これはステロイドの抗炎症作用で
一時的に炎症が抑えられたにすぎず
逆に、悪化をまねき、治癒を遅らせてしまいます

そもそもステロイドの外用薬は
ステロイドの強力な「炎症をおさえるはたらき」を
利用したものです

その「炎症をおさえるはたらき」以外にも
体には、さまざまな作用が現われ
それが「副作用」と呼ばれています

ステロイドの全身的な副作用

多くの量を長期間使う事によって
ステロイドの内服薬(飲みくすり)を飲んだ時と同じような副作用
起きてきます

しかし、
この「全身的な副作用」が問題になることは稀です

ステロイドの部分的な副作用

やはり
ステロイドの外用剤を長期間使う場合は
何らかの副作用が出てしまう事が多く
強力な外用剤は、その分
副作用も「早く」「強く」出やすいのです

以下は、その分類です

細胞または線維増生抑制作用によるもの 皮ふの萎縮・線状皮膚萎縮症・乾皮症・傷口の修復遅れ・星状偽瘢痕・ステロイド紫斑(内出血)・ステロイド潮紅
ホルモンの作用によるもの 多毛(体毛の異常)
免疫の抑制作用によるもの 感染症を引き起こす。または悪化
その他 ステロイド白内障・ステロイド緑内障・接触性皮膚炎

傷口の修復遅れ(創傷の修復遅延)

一番上にある表皮の直下、「真皮」の細胞の増殖をおさえるはたらきがあるので
傷口の治り(修復)が遅れてしまいます

皮ふの萎縮

表皮、真皮の部分、ともに
膠原線維や表皮細胞の増殖がおさえられるため
皮ふが萎縮してきます
あたかも老人の皮ふのように
ちょっとの力で皮ふが裂けたりしてしまいます

ステロイド紫斑

上記の萎縮の変化により
皮ふの毛細血管も損傷され
いわゆる「内出血」(紫斑)なども起こしやすくなります

その内出血が吸収されて
「星状偽瘢痕」を残す事があります

線状皮膚萎縮症

急に太ったときなどにもみられ
これはステロイドを使っていなくても
あらわれることがあります(皮膚萎縮線条)

しかし、
ステロイドを使う事で現われやすくなり
線も強く現われます

乾皮症

皮ふの表面がカサカサになってしまいます

副作用の皮ふ萎縮によって
水分が出て行ってしまい生じるのではないかと
言われています

ステロイド潮紅

ステロイド皮膚炎とも呼ばれる
毛細血管に現われる副作用です

ステロイドによって縮んだ血管は
効力が切れた後、再び拡がります

これを繰り返すうちに
血管の拡がりは強くなり
やがて元に戻らなくなってしまいます

これは、血管のカベが弱くなってしまうのが原因ですが
皮ふの萎縮があるために
赤みがよけいに目立ってしまうのです

特に「顔」は
毛細血管も多い上に吸収もよいので
この副作用がおこりやすい部分です

化粧下地にステロイド剤を使わない事

女性で化粧品皮膚炎によって
ステロイド剤を持っている場合
「化粧下地」として常用している方が見られますが、
長期間の使用により顔に皮膚炎をおこしますので
安易に使わない事をおすすめします

とは言っても、
ドラッグストアなどで簡単に手に入ってしまうので
このような使い方が後を絶たないのが現状なのですが。。。

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