子供の疥癬(かいせん)予防方法 | 治療は?幼稚園でうつるの?

  • LINEで送る

先日来院された患者様で
「うちの子の学校のクラスで、
疥癬(かいせん)にかかっているのに休ませずに登校してきている子がいるんですが、
うつらないか心配なんです」

という方がいらっしゃいました。

疥癬は触れただけで感染するのでしょうか?

原因は何でしょうか?

予防はできるのでしょうか?

疥癬の原因はコレ

ヒトヒゼンダニ(人疥癬虫)が原因です

「家族からの感染」や、「学校、幼稚園、寮などの集団生活で感染」することが多く
子供がこの症状で来院されたら
まず、家族内に同感染者がいるかどうかを確認します
(家族一緒に治療しないと完治しない場合が多いからです)

大人の場合は
皮膚のやわらかい場所(指の間、お腹など)に出来る事が多く
夜間、皮ふに住みついたオスとメスが交尾するため
寝ている時にかゆみがひどくなります

赤ちゃんや幼児は、手や足に「赤い小丘疹」「小さな水疱」がみられます

治療方法

まずは家族そろっての治療が必要になります

家庭内の掃除を徹底し、布団は出来れば布団乾燥機を使用
着るものはアイロンをかけ加熱する

ヒトヒゼンダニが人間の皮ふで交尾して生まれた卵は2週間で成虫になりますので
これを考慮しての治療になる時は、何度かの通院が必要になりますが
最近は、よい飲み薬もありますので通わなくても済む事も多いですね

「お風呂」や「せっけんの使用」はOKです

塗り薬での治療は、「オイラックス軟膏」や
「プロピレングリコールと六塩化ベンゼン、親水軟膏を加え、製したγBHCなどの軟膏」を使用します

予防方法はあるのか?

残念ながら、コレといった予防法はありませんが、
逆に、感染者と握手したくらいではうつりません

一緒の布団に寝たり、スポーツで体を密着させたり、夫婦生活などでうつりますが
だからといって、入浴やシャワーで清潔にしていても感染してしまいます

予防を行うとすれば、
上で述べたような乾燥機の使用や、アイロンがけですね
ヒトヒゼンダニは50度以上で死滅するといわれているからです

  • LINEで送る

サブコンテンツ

このページの先頭へ