子どもの皮ふ感染症の原因と予防

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子どもや幼児がかかる皮ふ感染症で最も多いのは
「とびひ」です

面疔(めんちょう)(”せつ”とも言う)や
あせものより(乳児多発性汗腺膿瘍)も多いですね

ひとつづつ解説していきます

とびひ(伝染性膿痂疹・でんせんせいのうかしん)

幼児期に多く、かゆみのある水ぶくれができます

水疱は数日でどんどん大きくなり、1~2センチほどの大きさになります
ちょっとしたことで破れやすく汁のようなものが出てきて
ジクジクしてきます

この「汁」がほかの皮ふについて、
あっちこっちに「飛ぶように」感染していいくので
「とびひ」と言われるのです

夏に多く、虫さされをひっかいたりして化膿菌が侵入し
全身にひろがります

友達などに移りやすいので、一緒に遊んだりは避けた方がいいでしょう
また、なるべく水ぶくれをひっかいて破かないように注意します

■治療

軟膏(ぬりクスリ)や、抗生物質が処方されます

薬を使っていると、やがてジクジクがなくなり
かさぶたになり、やがてはがれ落ちます

良く聞かれるのですが、
治ればあとは残りませんので安心してください

ただし、
まれに腎炎やリウマチ熱になることもありますので
治ったと思ってもしばらくは抗生物質を飲み続けます

■かからないようにするには?

虫さされを爪でかきむしらないようにするために
爪を切っておくことや
下着をマメに交換し、お風呂も毎日入り清潔を心がけます

せつ(面疔・めんちょう)

顔の部分にできた化膿した”おでき”の事です

毛穴に化膿菌(黄色ブドウ球菌)が感染し、かなり痛がります
腫れた部分が熱をもつことも

■治療
これも、軟膏(ぬりクスリ)と、抗生物質(のみ薬)で治療します
指でいじらないように注意します

■かからないようにするには?

爪を切っておき、顔を汚れた手でいじらないようにします

あせものより(乳児多発性汗腺膿瘍・にゅうじたはつせいかんせんのうよう)

ずいぶんと長い名前ですが、
これは「あせも」をかきむしってしまい
黄色ブドウ球菌が汗孔に感染し汗孔周囲炎を起こしたものです

頭部や顔に多発します

硬いしこりが段々と大きくなり、赤く出っ張ってきます
何か所もできるのが特徴です

これも痛みがあり、ひどいとリンパ節が腫れてしまいます

■治療

抗生物質の内服と、清潔(洗髪やシャワーなど)を心がけます

■かからないようにするには?

なるべく汗をかかないような工夫を心がけ
夏場はシャワーをマメにあびたり、汗をよくふきます

あせもが出来ても、ひっかかないように注意します

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